シティグループは1998年10月8日、シティコープとトラベラーズ・グループによる、時価総額1,400億ドル規模の合併によって誕生した
。シティコープは100ヶ国近くで銀行業務を展開する多国籍企業であり、トラベラーズはクレジットカード、消費者金融、証券、保険などに跨がる金融サービスを提供する企業だった。前身企業の歴史は、シティバンク・オブ・ニューヨーク(後の
シティバンク)が設立された1812年に遡る
[[外部リンク] About Citi, Citigroup Official Website. Retrieved 2007-04-04.]。
シティコープの歴史は、
シティバンク・オブ・ニューヨーク(
City Bank of New York)が200万ドルの資本金を元に
ニューヨーク州から免許を受けた
1812年6月16日に始まる。サミュエル・オスグッドが初代社長に就任し、
9月14日に開店、ニューヨークの商業資本家らにサービスを提供し始めた
[[外部リンク] About Citi - Citibank, N.A., Citigroup Official Website. Retrieved 2007-05-12.]。
1865年、国法銀行制度の成立とともに商号を
ナショナル・シティバンク・オブ・ニューヨークと変更した。
1895年までには米国で最大の銀行となった
。
1913年に
連邦準備制度が発足すると、ニューヨーク連邦準備銀行の創設に関わる。翌年には米銀として初となる海外支店を
ブエノスアイレスに開設した。
1918年の
インターナショナル・バンキング・コーポレーションの買収により、米銀として初めて総資産10億ドルを突破し、
1929年には世界最大の商業銀行となった
。その成長とともに、シティはまた金融サービスにおける先駆者ともなり、
複利預金(1921年)、個人向け無担保ローン(1928年)、当座預金(1936年)、
譲渡性預金(1961年)などを世界で初めて開発してきた
。
1970年代半ば、
CEOのウォルター・リッスンのもと、ファーストナショナル・シティバンク及び持株会社のファーストナショナル・シティ・コーポレーションは、
シティバンク、エヌ・エイ(
Citibank, N.A.)及び
シティコープ(
Citicorp)とそれぞれ商号を変更した。間もなく、シティバンクは「シティカード」を発行し、24時間営業
ATMを世界で初めて運用開始した
。業容の拡大は続き、クレジットカード会社の
ダイナースクラブを
1981年に買収した。
1984年にCEOに選出された
ジョン・リードの下、シティバンクはその後14年間米国最大の銀行、世界最大のクレジットカード発行体となり、国際拠点網は90ヶ国に広がった
[。]