身体的な特徴は体高が160cm付近、体重は450kg程度が標準的。
サラブレッドより丈夫で、少しがっしりとした体格をもち、体が長く足が短い。性質もサラブレッドよりは温厚で扱いやすいとされる。
毛色は鹿毛と青鹿毛が多いがそれ以外も見られる。品種を特徴付けているのは
速歩が得意なことで、これはこの品種の改良目的でもあった。
スタンダードブレッドの成立は19世紀まで遡る。同じく北米で成立した
クォーターホース等と同じく
アメリカ開拓期に
ヨーロッパから連れてきたサラブレッドに、アラブやカナディアンペーサーやノーフォークトロッター、モルガン等を交配し改良を重ね作られた。スタンダードブレッドという言葉が初めて使われたのは1879年。この品種として認められるためには1マイル(約1600m)において2分30秒という基準(スタンダード)に達しなければならなかったためと言うのが語源である。1939年以後トロッティングホース協会によって血統が管理されている。
現在のスタンダードブレッドは、
父系を遡れば
ハンブルトニアン(Hambletonian 1849年アメリカ)にたどり着き、さらにサラブレッドである
メッセンジャー(Messenger 1780年
イギリス)そして
ダーレーアラビアン(Darley Arabian)まで遡ることができる。これについては、
フライングチルダーズ系を参照のこと。メッセンジャーとハンブルトニアンは、スタンダードブレッドにおける始祖とも言える存在であり、スタンダードブレッドによって行われる繋駕速歩競走の大レースであるメッセンジャーステークスと
ハンブルトニアンに名を残している。