ヒンドゥークシュ山脈(ヒンドゥークシュさんみゃく)とは、主に
アフガニスタン国内を北東から南西に1200kmにわたって延びる山脈。一部は
パキスタン西部にも広がる。クシュは山や山地を指すのでさらに山脈をつけるのは
日本語の翻訳地名によくある慣例である。また、ヒンドゥークシュは「インド人殺し」を意味するという説もある。
山脈は単一ではなく、最大幅500kmにわたる山地となっており、アフガニスタンの首都
カーブルも山脈を区切る幅の広い盆地に位置している。北東部では
タジキスタン領内の
パミール高原やインド・パキスタン間で帰属に問題がある
カシミールに接し、ヒマラヤ山脈の西端である
カラコルム山脈西部とつながっている。2つの山脈が接する東経74度の地点にはバツラ氷河の源流がある。ヒンドゥークシュ山脈は南西に延びていくにしたがって複数の支脈に別れていく。いずれもカンダハル平原が南西の端となっている。