植物の本来の性質として一年生植物である場合と、本来は原産地で多年生植物であるが生息地の気候条件によって一年生植物になる場合がある。後者は「園芸上は一年生植物」などという言い方をすることがある。
たとえば、砂漠のような年間にごく限られた期間のみ水が利用できるような環境では、
ウェルウィッチアのように地下水脈まで根を下ろして暮らすとか、
サボテンのように極度に乾燥に強い形態で耐えるというやり方もあるが、
種子で休眠して過ごす方がはるかに簡単である。ただし、そのためには良好な条件の時期に短時間で成長、繁殖することが必要になる。元来は熱帯植物である
イネが日本では東北地方でも生育できるのも、冬季を種子で過ごせる(人間が保管するのであるが)ためである。