日本語の表記は、
中華人民共和国。このほかに、かつて「中共」もしくは「新中国」と称された時代もあった。「中共」は、中国大陸においては
中国共産党の略称である。一方、中国大陸の外においては、中華人民共和国が
国家であることを認めない人々が「(中国大陸を統治する)中国共産党政権」という意味の俗称として使っていた(この意味による「中共」は、日中国交正常化前の日本社会で使われていたほか、現在でも、
国共内戦で中国大陸から台湾に渡った
中国国民党などが使っている)。それが、日本において、最初の意味から外れた、単に中華人民共和国の略称と世間的に捉えられ用いられたこともあった。また「新中国」は、主に日中の国交正常化前、つまり中華人民共和国建国後は
台湾島を含む一帯を統治している
中華民国を日本政府が「中国を代表する正当な政府」としていた時代に、中国共産党を支持する
日本人が中華人民共和国を指して使っていたものである。