1955年(昭和30年)、新宿に「カチューシャ」、「灯(ともしび)」がオープン。これをきっかけに
東京都内に歌声喫茶が続々と誕生する。
労働運動、
学生運動の高まりとともに人々の連帯感を生む歌声喫茶の人気は上昇し、店内は毎日のように人であふれ、最盛期には全国で100軒を超える店があったという。また店の看板的存在であるリーダーの中からは、
上条恒彦のようにプロの歌手としてデビューした者もいた。
現在もなお営業している歌声喫茶もいくつかある。さらには、一般の喫茶店が、毎週ないし毎月の定期日に歌声喫茶となる例もある。そういった店は常連客たち(かつての歌声喫茶を経験している年配者が中心)の根強い人気に支えられている。