私人の間の権利義務関係(
法律関係)の変動(発生・変更・消滅=法律効果)の原因となるものを
法律要件というが、(一定の法律効果を希望する)意思の表示を内容とする法律行為はそのもっとも重要なものである(他の法律要件としては、
不法行為や
時効などがある)。近代市民社会の個人主義・自由主義の下では、私法上の法律関係は各人の自由な意思に基づく法律行為によって規律させることが原則である(
法律行為自由の原則)。法律行為は言うなれば当事者間に適用される私的な法律を当事者の意思によって制定・改廃する私的な
立法作用のようなものである。