狭義の「
貨幣」は、
中央銀行などが発行する現金通貨のみを意味する。通貨は、現金通貨に加えて、
銀行などに預けられている
普通預金・
当座預金(
手形・
小切手)などの流動性の高い
預金通貨、流動性がやや落ちる
定期預金や
外貨預金などの
準通貨をも含む概念である。ただし
経済学では、「貨幣」は準通貨をも含むより広い意味で用いられることが多い。
通貨は長らく資産クラスとして認識されていなかった。その背景には債券・株式という古典的な資産クラスがいわゆる有価証券として資金調達手段であるが故に、調達に応じた投資家への収益の源泉が明確でなかった事が背景に在る。しかしながら、異なる通貨間市場(所謂外国為替市場)における金利差(キャリー)、購買力平価(バリュエーション)、さらには基軸通貨ドルに対する直物市場のモメンタムの三要素を均等配分する形で通貨市場のβが創設されつつある。